【健康について】
健康とは何か。
健康とは、肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。 -WHO 憲章-
健康であり続けるためには、セルフコントロールすることができ、かつ社会的役割を持つ事が重要であると考えています。
セルフコントロールを目指すためには人の主体性が重要であり、専門家との対話の中で生じる自分の体への気付きが動機となります。人は自らの考えを尊重される中で、体に対する知識を学び、自己管理能力を高めていきます。しかし、自分のための行動だけでは決して真の健康になることは困難です。他者のために行動することで初めて健康な状態になると考えています。
【健康に対する運動について】
健康については前述しましたが、健康になるための運動施設ではどのような事を行っているのでしょうか。健康のためと信じ、高齢の方はどのような体操をしているのでしょうか。運動を通じて、身体機能の向上させる事だけが健康に繋がるとは思えません。少しでも過剰な運動を行うと反対に体を壊す事もあります。では、何のために運動は人に必要なのでしょうか。私はこの問題にずっと向き合ってきました。
運動を通じて、自分の体を知り年齢に応じた体の使い方を学ぶこと。
運動を行いながら、学ぶ事が健康への第一歩であると考えています。考えずに運動すること、感情に任せて動かすことは非常に危険です。また、人ができないような事ができるからといって健康であるとも言えません。
自分の体を思うように動かすことができる。そんな機能を獲得するために人は運動しなければならないのです。
【諦めないでください】
病気や怪我をしたら不健康なわけではありません。治療が終了したら、もう手立てがないわけではありません。自ら、自分の体を理解し使い方を学ぶ事で、やりたい事への実現が可能になるかもしれません。
自分を信じること、諦めずに活動することが真の健康なのかもしれません。